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リードオルガン展示♪(期間限定)

 6月は久留島先生の誕生日と命日の月です。昨年度修復した久留島岑子氏寄贈のリードオルガンを現在開催中の久留島武彦銅像の原型展期間中に特別展示しています。この機会にぜひご覧ください。弾いてみたい方は、お気軽にスタッフまでお声かけください♬

 リードオルガン展示期間 令和7年6月7日(土)〜6月29日(日)

久留島岑子氏寄贈のリードオルガン

 1935年に玖珠町で初めて設置された幼稚園は、5年後に久留島先生が名付けた「若竹保育園」に改名。その頃、岑子夫人名前入りのこのオルガンが贈られたと考えられます。日本初のリードオルガン製造会社だった横浜市の「西川オルガン」が明治20年代後半から30年代にかけて製造したものです。時代と共に鍵盤がめくれ、足踏みペダルと土台板が欠損するなど損傷が激しく、一時期は廃棄の危機にさらされましたが、関係者の努力によって昨年、久留島武彦生誕150年記念事業の一環として修復されました。

 このオルガンは、文部省から学校普及を目的に作られたヤマハや河合とは音の作りが全く違い、横浜の外国人の方々が教会のミサでの演奏を意識して作られたものだそうです。オルガンにはアメリカで作られたリードが使われており、教会音楽を意識した透明な音質がよく再現できたそうです。

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